老化の影響で肥満化してきたら・・・

 

美の意識が高い人なら尚更ですが、ほとんどの女性が「いつまでも若々しく美しくいたい・・・」と願うのではないでしょうか。

しかし、人間として生きている以上、18歳前後で体の成長が止まり、その後は、ゆっくりと老化が始まり、そして、40歳前後くらいから老化の速度はスピードアップしてしまいます。

すると、肌にハリや潤いがなくなり、シワやシミが目立ち、髪は白いものが混じり、薄くなり、老眼になり、体型も崩れてお腹がポッコリと出て、ちょっと動いただけで息切れするように体力も低下してしまいます。

このように自覚できるさまざまな体の変化の現れが老化現象です。

そんな老化の中でも、体のエネルギー消費能力が低下して肥満化してしまう現象には、命に関わる重病を患う恐れもあるので十分に注意しなければなりません。

肌のハリや潤いが失われ、シワやシミが目立つようになったり、髪が薄くなっても、命が失われるような大問題にまでは行かないと思いますが、老化の影響で体に体脂肪が溜まり、肥満化してしまうと、さまざまな弊害を招くことになります。

例えば、40歳を過ぎて健康診断を受診すると、メタボリックシンドロームと呼ばれる生活習慣病、あるいは、その予備軍と診断される人が徐々に増えてきます。

メタボリックシンドロームとは、内臓に脂肪が蓄積した内臓脂肪型肥満を指し、この肥満が代謝障害を招いて高血圧、高脂血症、脳梗塞、心筋梗塞、糖尿病などの病気を引き起こすリスクを高めることになります。

ちなみに、数年前に厚生労働省が調査した発表によると、40歳~74歳までの日本国内の全人口のうち、約920万人がメタボリックシンドローム、そして、約980万人がその予備軍として診断されているようです。

こうした肥満化の症状は、老化の影響で体のエネルギー消費能力が低下してしまうという要因がありますが、それよりも、この年代になると全く運動する機会がなくなり、それにもかかわらず、暴飲暴食をするなど、運動不足の生活習慣と食べ過ぎの食スタイルが大きな原因になっています。

40歳を過ぎる頃から、男女とも、いつまでも若々しく見られたい・・・という思いから、肌や髪の状態がとても気になることと思いますが、「ちょっとボッチャリとしてきたかな・・・」と感じてきたら、さっそくダイエットを始めるようにしましょう。

ですが、その前に、今までの生活習慣を見直す必要があります。

いくらダイエットに効果的な運動を始めても、栄養バランスが偏り、不規則な食生活を送っていては何の意味もありません。

毎日、栄養バランスの良い食事を摂り、十分な睡眠時間を確保するなど、規則正しい生活の中で運動を加えることでダイエット効果が現れます。

そして、こうした規則正しい生活習慣は、ダイエット効果だけでなく免疫力が高まって健康的な体の維持、さらに、老化の速度を遅らせて肌や髪などの美容効果にもつながり、アンチエイジングの基本となります。